気仙沼市松崎面瀬でのボランティア活動
2011年5月14日~15日、地元の仲間たちと一緒に宮城県気仙沼市松崎面瀬へとボランティア活動に行ってまいりました。
私の友人が、面瀬に在住の友人たちに少しでも元気になってもらいたいという思いで、炊き出しに行こうという話になり、それが実現したのです。
14日(土曜日)夜、バスで横須賀を出発。15日(日曜日)朝、面瀬に到着しました。


面瀬中学校に避難している人たちに温かい焼き立てのうなぎを食べさせたいと、350食を準備して現地で焼いて食べてもらいました。(今回のメンバーに、うなぎ店を経営している仲間が二人いたので実現できました。)
避難された皆さんが列を乱さず順番を待って、おいしそうに食べてくれました。私達メンバーも一緒に食べることにしました。




また、他のメンバーは横須賀市の放置自転車を25台、市から提供していただき、若干の修理をして現地へ運んでいきました。到着と同時に子供たちが集まってきてうれしそうに自転車に乗っている姿が印象的でした。
私達も自転車を駆り出して被災地の視察に行きましたが、目の前に広がる光景は、想像をはるかに超えるものでした。


他にも、仲間たちとカンパしたお金で子供たちに昔ながらのおもちゃを買っていき、昼間でしたが夜店のような雰囲気の中で子供たちとそのおもちゃで遊びました。
炊き出しが終わり片付けをして、帰路につこうとした時、避難している体育館の役員の方たちから中へ入ってくださいと言われ、お別れの会を行ってくださいました。
仲間を代表して、激励の挨拶をさせていただきましたが、逆に「私達も頑張るから、この震災を忘れずに頑張ってください」と言われ、大きな拍手で送っていただきました。(余談ですが、この時仲間達みんなが泣いていました。)まさにお互いの「絆」を深めた一瞬でした。(仲間が用意した「ガッツ! 面瀬」とプリントしたおそろいのTシャツをその場で脱ぎ、欲しいと言ってくれたおじいちゃんやおばあちゃん、そして子供たちにプレゼントしてきました。)




15日夜8時頃、面瀬を後にしてバスに乗り「また、何か出来ることをしような」と語り合いながら帰路につきました。被災地の復旧・復興を心からお祈りいたします。