今の地方自治体に思うこと
議会と首長との関係は相互信頼とほどよい緊張感を常に保つべきであると私は考えます。地方分権の時代だからこそ、限られた財源の中でどの施策を優先するかが重要であると考えます。そして、その優先順位は市民主体のものでなければなりません。
地方分権が進むと地方間の格差がはっきりとしてきます。
その中で財源の確保と配分がその格差に大きな影響を及ぼします。
そしてその結果として、子育て支援・高齢者福祉・障害者福祉・商店街振興・雇用の維持拡大・地場の企業育成・青少年の育成・治安と防災などさまざまなことに、地方の今ある姿の格差が出てきてしまうのだと思います。
だからこそ、我慢すべきものは我慢し、今やらなければならないことを優先し、そのことに議会と行政そして市民とが一体となって取り組んで行かなければならないのです。